それは、ある日の出来事でした。 僕たちHVFのメンバーはいつものように、交流棟内の部室でまったりとしていたのです。 その日は、特にこれといって変わったことがあったわけではなかったのです。 勘定奉行がドイツ旅行の本を持ってきている以外は・・・。 「俺、ドイツに旅行いってこようと思うねん」 そう言う奉行に、みなは賛成した。 「ふーん、ええんちゃうの?」 「おみやげたのむわーって何があんの?」 「ドイツで4日間のオペラ観て来てくださいよーマジおすすめっすよー」 奉行はドイツに行ってしまうんだろう。誰もがそう思っていた。 ・・・しかし、その数日後のことだった。 HVFのBBSにて〜 上海旅行 - 奉行 今度の春休み、上海に行こうと思うんですけど、どうですかね? 上海!? ドイツに行くといっていたのではなかったか? 誰も側が目を疑ったが、その返答はみな冷静だった。 いいんじゃないですか。 上海もドイツも行くのか、金持ちだなあ。 上海旅行(2) - 奉行 じゃあ、今度の集まりのときに具体的にどうするか考えましょう。 みんなの財布の事情にもよりますしね。 今回ばかりは、奉行の書き込みに対する返信は動揺にあふれていた。 待て! ちょっと待て! 上海に行くのはお前ひとりの話じゃなかったのか!? こうして、HVF内で「上海へ行こう!」プロジェクトが持ち上がったわけです。 なんだかんだいって、結構参加者が集まってしまったりして、企画は開始されてしまうのでした・・・。 (文責・タカギタカシ 回想と独断と偏見でしるす) |
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